サラ金勤務歴13年の元支店長が語る、サラ金からの借り方と集金回収の裏話/ザ・サラ金 
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私文書偽造
私文書偽造

その日も夕方から電話にて督促をしていた。
夕方の電話督促は支払いの約束をとる連絡というよりも、予めその日に支払いの約束をしていた延滞客に対して、実際に支払いを行なったかどうなのかを「確認」する為のものが中心である。
そんな確認の電話も、やはり何だかんだと言い訳をして、入金をしなかった客や連絡が取れない客が多数である。
そんな時常連の女性延滞客にあたった。
「またこいつか・・・」
いつもの事なので少し追い込むかと思いつつ電話をしてみる。
こういう客はあっけなく電話に出るものだ。
「○○サン今日支払いしてもらいました?」
少し戸惑った様子だが、少し前に支払いして来ましたとの返答。
本当に入金したのか?と思いながらも、支払いをしてきた銀行名と支店名、入金額と入金した時刻を聞いて控えを取った。
一旦電話を切り、銀行に確認の電話をしてみた。
「○○銀行○○支店でございます」
担当と代わってもらい、客の名前と時間、入金額等を教えて確認をしてもらった。
しかし、案の定そのような支払いは無いとの返答だった。
「嘘か・・・」
再度客に電話をした。
すると、意外なことに入金明細があると言ってきた。
また嘘だろうと思い、その入金明細をFAXで送るように話すと、「送ります」という意外な返答だった。
ただ自宅にはFAXが無いので、今からコンビニに行って送るので時間がかかると言ってきた。
はっは~ん・・・やっぱり入金していなかったのか・・・時間がかかると言っているという事は、これから入金して、その明細をFAXするんだな?
まーいいか、これから入金しても結局は明日付けの確認だし、入金するのであれば・・・
「それじゃーFAXの方頼みますね」と言い、一旦電話を切ってFAXを待つ事にした。
それから、何分かしてFAXが届いた。
その明細を見ると言われた通りの金額を入金しているが、支払いをした時間が銀行に確認をした時間よりも前になっており、しかも当日に記帳されるはずの時間が記載されている。
「おかしいな?」
私はもう一度通帳を確認した。
「やっぱり無いな・・・・・」
再度銀行に電話をしてみる事にした。
銀行の返答は「ノー」だった。
しかし、ここに明細がある。
その事を銀行の担当に話し、もう一度確認をしてもらったが、やはり入金をした形跡も無く、機械などのトラブルも今日は無かったらしい。
銀行の担当者も痺れを切らしたのか、その明細をFAXしてくれという事で、そのままFAXをした。
しばらくすると銀行の担当者から折り返しの電話があった。
内容は明細そのものは銀行のものだが、記載されている内容がATMで印刷されるものと違うとの回答だった。
また、銀行の担当者が客の連絡先をしりたがっているので、理由を聞くと上司らしき人間が電話口に出てきて、これは「私文書偽造」にあたるかも知れないので、早急に対処したいとの事であった。
そもそもFAXやコピーしたものを人に渡したりする事もあまり関心できないらしい。
私は連絡先をその担当者に教えたあと電話を切り、直ぐに客に電話した。
客は平然とした態度で、さっきFAXで送りましたけど・・・と言っている。
「ふざけるなこの野郎!!明細を偽造しただろう!!今銀行では私文書偽造だ!訴える訴えないってとんでもない話になっているぞ!!」と少し大袈裟に脅した。
「うちも一応銀行との付き合いもあるから笑って済まされる内容じゃないぞ、訴えるか訴えないか上の方と相談してみるから・・・」
そう言って電話を切った。
実際には訴えるなんて事はしない。
そんな事は日常茶飯事にある事で珍しくもなんとも無い。
しばらくしてその客から電話があった。
銀行でコッテリと絞られたらしい。
「今後二度とこのような事をしないので、訴える事だけは勘弁してほしい・・・」
「わかった、一応さっきこちらからも銀行の方へ電話して二度とこういう事をさせないようにするので、今回は目をつぶってくれとお願いしておいた」実際にはそんな電話はしていない。
「すみません・・・」
その後この客は延滞常連客から優良客へと変身したのは言うまでもない。

私文書偽造イメージ/ザ・サラ金

 
   
 

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